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"Hello, My Master."
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Ok.
connect "TSUKAI the Anthology: 0004"

曇った窓ガラスの向こうに目を凝らすと、雪が降っている。
良くない言葉ほど、当たるものだ。
「この冬一番の冷え込みが続くことになるでしょう」
そんな予報通りに寒気団がやって来て、居座って、もう一週間以上になるだろうか。
あたしは、それを思い出す。
"construct image"
「帰りたくないわ」
足元に視線を遣って、あたしは言った。
「帰りたくないな」
相沢君の声も、そう聞こえた。
"dive into BAROQUE part"
視界には、スリッパを履いたあたしの爪先。
その隣に、ちょっと離れて、相沢君の爪先。
Or, can it be said that her behavior is a crime?
離れているのは、気に入らない。
Formless living bodies
相沢君に近い足を、そ、と空いている方へずらす。
続けて遠い足も、そちらにずらす。
少し、距離が埋まる。
肩は、まだ、ぶつからない。
Love is not enough
もう一歩かな、と考えていると、相沢君が動いた。
あたしから遠い方の足、それから、あたしに近い方の足、と。
少し距離が――離れた。
Blood and Tide
む。
Vit-Symty
あたしはまた、近付いてみる。
相沢君は、また、離れた。
近付く。
離れる。
窓が横に流れて、次の窓の前に来てしまう。
近付く。
離れる。
カニが追いかけっこをすると、こんな感じだろうか。
近付く。
離れる。
繰り返す内に、とうとう窓が尽きる。
壁の前に立つ事になって、そして、それも無くなった。
廊下の曲がり角で、立ち尽くすかたちに。
The Models
「……どうして、逃げるのよ」
「どうして、近付くんだ」
「くっついていたいから。 決まってるでしょ」
「そんな事できるか」
「なんで?」
「学校だぞ、ここは」
Son Dessein
確かに、ここは学校。
背中の方には、昇降口。
授業も全部終わって、帰るところだ。
帰るところだけれど、寒くて外に出たくないところなのだ。
"ENCROACHMENT"
「気にしないわ」
「俺が気にするんだ」
「けど、寒くないの?」
「寒い」
「ほら」
「何が、ほら、だ」
「くっついてたら暖かいわよ?、という、ほら」
「周りの視線は、冷たいだろうな」
「周りに誰も居ないところなら、良い?」
「そういう問題じゃなくて」
「となると……あの公園とか?」
”わたしたちには溢れ出る歪みを留める術がない”
「聞けよ。 ――そりゃ人は居ないだろうが、わざわざこの雪の中……」
「屋外がイヤなら……百花屋?」
「前提を忘れてる。 人が一杯だ」
「どっちが良い、って訊かれたら?」
「それは当然百花屋だが……」
「じゃあ、決定」
あたしは、相沢君のコートの腕を掴んで、引っ張った。
”自分を支える過去がなければ”
「……今のはそもそも、問題が悪い。 選択肢の中に正答が無かった」
”あなたはあなたを保てない”
そう言いながらも、
”侵食するわたしたちに飲み込まれて”
相沢君は、仕方無いなという表情をしてくれたから、
”あなたは消えてしまう”
あたしは、嬉しくて、
あなたがあなたで、在る、ために。
掴んだその腕を、ぎゅうっと抱えて、
- Hold BAROQUE inside YOURSELF -
「相沢君の部屋だったら、ふたりきりになれて、もちろん屋内で、何と! ベッドまであるけど」
「百花屋が良いなぁ! うん! 絶対に百花屋が良いよ!」
”どうか、あなたのゆがみを、大切に。”
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[distortions, or contents]
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猛涼の匣 - 冷たい密室に遭難する研究員の問題 -
桜木克典
Katsunori SAKURAGI
Kanon/Kaori MISAKA
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通勤電車は危険がいっぱい
ちひろ
Chihiro
Maid-Robo/Chibi Serio
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ノスタルジア
折笠美冬
Mifuyu ORIKASA
Kanon/Makoto SAWATARI
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決意表明
久々野彰
Akira KUKUNO
Maid-Robo
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いつかどこかの町で 7 - 戦え!ゴキブリバスターズ -
ちひろ
Chihiro
Maid-Robo/Serio
+
「海に行こう」
AE
AE
Air/Yukito KUNISAKI+Misuzu KAMIO
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やらないでずっと夢見るよりは、やってみて後悔した方が、少なくとも前進である。
希望的観測であるが、希望的観測がなかったら、人類は月面には立てなかっただろう。
「月面に立つことに何の意味があるのか?」という疑問を凌駕する好奇心が、人にはある。
森博嗣「臨機応答・変問自在 2 」集英社新書
You must choose now the course of your future.
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ご協力ありがとうございました。
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