はじめに
アンケートの集計は、表計算ソフトで行っていましたが、最近は、データーベースソフトでの集計の方が容易な気がして、データーベースソフトで集計しています。
ここでは、表計算ソフト(エクセル)と、データーベースソフト(アクセス)での、それぞれの集計方法について簡単に検討してみたいと思います。事細かに詳しく解説することは出来ないと思うので、「こんなふうにやるんだな〜」ぐらいなつもりで見てください。
サンプルとして、過去に作ったアンケート集計の仕組みをダウンロードファイルとして用意しましたので、そちらも参考にしてみてください。
パソコンでの集計方法を検討する前に、パソコンで集計しやすいアンケート用紙について書きたいとおもいます。
パソコンで集計しやすいアンケート用紙は、実は、手集計でも集計しやすいようです。
パソコンでの集計に限らず、どんな集計の場合にも応用がきくものと言えます。
また、アンケート集計に従事される全ての方にとって、参考になるものかと思います。
集計しやすいアンケート用紙の条件
1.アンケート項目に、○をつけてもらうのではなく、回答欄を設けて、そこに、回答を記入してもらう。
2.回答肢は、ABCや、アイウ、などは使わずに、数字のみを使う。(パソコンでの集計の場合は必須)
3.回答欄は、アンケート用紙の右側に設ける。
(右利きの人は、この方が書きやすい。集計時も入力しやすいような気がします。)
4.集計しやすいと言うより、記入しやすいということになりますが、質問のすぐ右側が該当の回答欄という風にした方が、
回答者の記入まちがいが発生しにくいようです。
誰に教わったわけでもないのですが、アンケート用紙の作成、集計などの実務をするなかで、工夫をしていく内に、以上のような結論に達しました。もっとも、記述回答を多くしなけらばならいない場合は、それに応じた工夫が必要になってくると思います。
以前のアンケート用紙(失敗例として)
最近のアンケート用紙(実践例として)
手元には、自治労連愛知県本部のものしかありませんが、全労連がとりくむ「働くみんなの要求大アンケート」の用紙は、上の4つの条件をすべて満たしています。B4ウラ・オモテと、アンケート用紙のサイズはでかいのですが、サイズの大きさをのぞけば、よく研究されたもっとも良い例だと思います。

エクセルでの集計方法
エクセルには、統計関数、データーベース統計関数という関数があります。
統計関数では、SUM関数はよく使いますが、一つの条件に一致するものだけを、合計したり(SUMIF関数)、数えたり(COUNTIF関数)をアンケート集計に使います。
また、データーベース統計関数には、複数条件に一致するものを合計したり、数えたりする関数で、具体的には、DCOUNTA関数や、DSUM関数があります。
エクセルによるアンケート集計へ

アクセスでの集計方法
ここで集計した集計方法の仕組みは、作るのは慣れてしまえば、割と簡単だと思います。
ただ、「エクセルはいつも使うけど、アクセスはさわったこともない」という方が多いように、取っつきにくさはあるかも知れません。
でも、瀬戸市職労データーベースの所でも紹介しているように、データーベースソフトは、マスターすれば書記局にとってこんな便利なツールは無いと思いますので、練習がてら、挑戦してみて欲しいとも思います。
アクセスによるアンケート集計へ

エクセルVSアクセス
個人的な主観で、エクセルとアクセスによるアンケート集計を評価してみました。
| 評価項目 |
エクセル |
アクセス |
| 集計の仕組みの構築 |
めんどくさい |
慣れれば簡単 |
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集計項目の追加など
仕組みの修正 |
〃 |
〃 |
| 入力作業 |
少々神経を使う |
入力フォームを工夫できれば快適 |
| 記述項目の集計 |
可 |
可 |
| 集計結果レポートの作成 |
めんどくさい |
めんどくさい |
| 集計結果レポートの修正 |
割と簡単 |
慣れれば簡単かも。ただし、最初の作り方による |
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アンケートコーナーのおわりに
エクセルとアクセスを使ってのアンケートの集計を紹介しました。
どちらの場合も、毎年同じアンケートを集計しているのであれば、レポートの一部(集計結果のみだしなど)を修正すれば、事足りると言うことになるので、一度作ってしまえば、かなり楽ができるとおもいます。
ここで紹介したような仕組み以外で、もっとスマートな集計をしている方も中にはお見えになるかも知れません。
「このようにしたら」などご教授いただけるならメールにてご一報下さい。また、アンケートの集計結果をどう分析し活用するのか、そういうノウハウが重要だと考えています。この点については、経験不足で、どなたかおしえていただけるか見えたら、是非お願いしたいとも思っています。