作品解説 (ウィンクル編)

ウィンクル/海王社

割と普通のH漫画誌と言った感じ。しかしこの雑誌最大のアドバンテージは巻末2色を吾妻ひでおさんが描いている事だ!こればかりはこの雑誌に描いててよかったと思わずにはいられない。(私は「ななこSOS」とかじゃなく「ふたりと5人」とかの世代。)
48*一・撃・即・ラブ/18ページ ウィンクル96年8月号 「ご主人様、お願い。」「セーラー服ときかん坊」に収録
:男まさりの先輩、小栗に堺は・・・
実は持ち込みように描かれたオリジナル・バージョンがあります。まぁ、違いらしい違いは2ページ短いぐらいで同じ構図とか多々あります。何故そうなったかについては、そのうち出るInitial.M・T5にオリジナルを載せるつもりなのでその時に。(笑)
堺のモデルは31のネタ提供者で、話を聞いていると、どうも女に対しての行動に悪党な所が見え隠れしている気がする。だから堺も小栗に対して本気なのかは私自身考えが及ばない。小栗はちょうど「眠る男」が話題になっていた頃なので小栗監督から。ただし小栗監督の映画は一本も見ていない。一部にはオグリキャップからとの意見もあるが、否定はしない。 98/04/18(関連>8190
49*一・撃・即・ラブ2/16ページ ウィンクル97年1月号 「ご主人様、お願い。」「セーラー服ときかん坊」に収録
:堺の浮気の疑惑に小栗はカンカン。
48の続きなんですが、こっちの方が先に思い付いた感がある。これも某友人の体験談が元とされている部分がある。(>31)現に彼は大学入学当初2万でならやらしてもいいと言っていた。(もっとも最後は10万になっていたが)で、教室でやった事があるとの話も参考にされている。原付もよく調べて描けばよかった。ありゃ大昔のデザインだわ。このシリーズ、アンケートがよくなかった割にはコミケで聞いた限りは印象にあるらしい。98/04/18(関連>8190
54*とりかえばや物語/16ページ ウィンクル97年11月号 「ご主人様、お願い。」に収録
:久しぶりに会った石座と岸和はお互いの制服を交換するが・・・
48の後、担当さんが替わったのだが、49の成績が今一つだった事もあり、その担当さんにはひたすら没をくらってた。(だからここにブランクがあるのだ。)しかし、再び担当の方が変わると事態はいきなり変わり、最初の打ち合わせの時いきなり「ページ開けときましたから描きましょう。」「はっ?」となった。で、これ通った訳だがが、実はこれも含めこの後に描かれたものには一度その没をくらった物が多々ある。んっと仕事として漫画を描くというのは担当さんとの相性とかって大事だと思う。
残念だったのは石座があまりかわいく描けなかった事。もっと色っぽくしたかったんだが・・・。技量不足。岸和の学校の「桂女子」は「かつらじょし」とルビが振ってあったが、正しくは「けいじょ」。指定しなかった私のミス。スケジュールが厳しかったがページ平均5コマ程度、背景ほとんど無しという条件の為何とかなった。(笑) 98/04/18
55*向日葵 -ひまわり-/16ページ ウィンクル97年12月号
:夏休みの美術室。プールの想い人ををのぞきにやって来る洗に睦美は。
同時期に同じタイトルのネーム(5657)があったため、この話はA・V(Another Versionの略)と呼んでいた。その訳は、42が最初この話の予定だったからで、42の所に書いたとおり水木をヒロインにしたので話が変わったため。だからタイトルも漢字で「向日葵」なのである。自分の中でのテーマである「体感」の部分は後からできたもの。最終ページは掲載が10月末発売の号だったための処置。この話、結構評判はよかったらしい。
いつものように舞台である美術室は母校の稲沢東高校のそれがモデルだけど、「プールをのぞく」為、準備室の位置や廊下の配置が違う。「洗(あらい)」って名前が変だとの意見あり。(確かに)私の漫画で睦美って名前が出てきた時は大抵いのまたむつみさんからとっています。昔すごい好きだったんです。 98/04/18
60*オウン・バリュー/16ページ ウィンクル98年4月号 「青春18禁きっぷ」「女教師の悦び」に収録
:受験に失敗し自らの価値を見失った香野に、居合わせた男がした事は・・・
59とは同じ設定でのバリエーション違いといったところです。初期段階ではヒロインの名前まで一緒だった。普段はどっちかしか描かないんだけど、こういうのも面白いかなと。結果からいえば51もこの59・60の派生だともいえるね。こいつらの方がネーム描いたの先だったし。
この話の良い所はヒロインが自分の価値を他人に依存しない形で確立している事ですね。その分59よりこっちの方が気に入っているか。あの状態の時に会うんだったら、間違いなくこっちの男みたいな奴に会いたいな。その方が今後の人生前向きになれそうだもの。(笑)誰かいないか?(半分本気。) 98/04/18
 
62*オレンジの地球儀/16ページ ウィンクル98年5月号 「青春18禁きっぷ」「女教師の悦び」に収録
:取り壊し寸前の木造校舎。そこで逢い引きをする教師と生徒。
タイトルはクレヨン社のアルバムのタイトル曲から。元々取り壊し寸前の木造校舎での2組の教師と生徒の一日の話(一般向け)があって、そのイメージにあまりにも曲のイメージが重なった為その話のタイトルとなり、それをHの入るように変えたのがこれだった。
作中の木造校舎は、私が中2の時の教室があった校舎がモデルで、記憶を探りながら描いてました。ですから校舎にまつわる部分はすべて実話です。だから主人公達よりも背景の方が思い入れが強い。(笑)ちなみに私の通っていた稲沢中学校は、私が入学した当時のものは今や離れた所にあるプールのみと言う悲しい事になってます。 98/04/18
追記 「秘密の扉33」(松文館) 08/11/30に再録。
 
63*続・とりかえばや物語/16ページ ウィンクル98年9月号 「ご主人様、お願い。」に収録
:女装させられて連れ出されるなどすっかり岸和におもちゃにされている石座。でも・・・
54の続編です。内容は・・・あまりないね。(笑)この所真面目な話ばっかりだったんで久しぶりにただのH漫画をやりたかった。ほとんどがHシーンだもの。おまけにお馬鹿。毎度の事ながら、前半のHシーンの舞台は白川公園がモデル。
結局、これのアンケートの芳しくなく、ウィンクルは多分これで打ち止め。あーあ。 98/09/01
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