NoTRIMMING
過去の投稿作を集めた個人誌です。現在までに7冊出ています。
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D1*黄昏の吸血鬼/16ページ/86年制作 NoTRIMMING
:吸血鬼の疑いをかけられた康恵を連れて達也は夕暮れの校内を駆け回る。
初期タイトルを「サンセットバンパイア」といい、夕日の差し込む校舎を走り回るイメージに楠桂さんの初期の短編「妖気にスクールライフ」を乗っけたってのが正解かも。この頃は楠桂さんにどっぷりはまってた頃だからね。後は高校時代の夕日の渡り廊下を使いたかっただけ。技術不足で全然できてないが。まぁ、人前に出したのでは唯一の10代の頃のだしね。多くは語れません。(笑) 98/04/22
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D2*恋する女は無敵なのさっ!/16ページ/88年制作 NoTRIMMING
:片弘をさらったアナクロ異次元人アルディ!その次々と襲いかかる攻撃に立ち向かう明日香!そう、恋する女は無敵なのさっ!
この話の前に描いたのを投稿した時、その批評に「あんたはこの話が面白いのか」と書かれひどく傷ついた。それを受け、自分の中で転機となった作品です。話の方は勢いよくパッパラな感じで押せたので気に入ってます。まだまだ若かった為、趣味的なネタが散在しいている。 98/04/22
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D3*WING/24ページ/89年制作 NoTRIMMING
:人が自分の翼をもち空を飛ぶことを信じる少年翼。彼を見守るみのりの想いは・・・
今まで描いた中ではもっとも自己完結している話。だからあんまりいいたくない。まさにマスターベーションみたいな作品。 98/04/22
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D4*人魚姫 −怒りの脱出−/20ページ/90年制作 NoTRIMMING
:ついに王子と結ばれた人魚姫。しかし王子は精力絶倫変態野郎だった!海へ帰る為、今、人魚姫の脱出が始る!
私は世間に知られている人魚姫の話(アンデルセンのものではない)で王子を助けた隣国の王女の扱いがあまりに悪いのが許せなかった。彼女の献身的な看護があって初めて王子は助かったというのに、まるで泥棒猫のように扱われる。それが許せなかった私は自分でそう言った話を描いた事があります。その話を先輩(「バスターキッド」の時SPASにしろと言った人)にした所「こんなのを描きなさい」と言ったのがこれです。まさか人魚姫とランボー2を混ぜるとは思わなかった。(笑)その後調子に乗って「ベストシンデレラ」とか「七人の小人」とか考えてた。・・・みたい? 98/04/22
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D7*久納くんの苦悩の理由/32ページ/91年制作 NoTRIMMING2
:久納が高校に入学して出会った少女、生尾悟子の正体は幼なじみでかって男だった生尾悟だった!そして彼女(?)との仲をかんぐって熊殺しと噂される波貝進が久納を襲う!
ある日D4を考えた先輩と、両性具有の人口比が思っているよりも高いという話をしていて、幼なじみが中学に入る時いきなり転校して行って、高校で再会したらそいつが女になってたらボーゼンとしちゃうよな、と言う話になり、ましてやそいつが身長2Mぐらいの筋肉男と付き合ってるなんてなってたら泣いちゃうよな・・・なんて話になってできた話です。投稿時、久納と生尾の恋愛事情のような話ならよかったという批評があった。それも手だし、考えたけどテーマが「無責任な周囲の為に不幸になってく奴」だったんでそっちを取った訳だ。 98/04/22
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D8*たけくらべ /16ページ/92年制作 NoTRIMMING2
:俊夫は文香とケンカになるが、文香は気にしてない様子。はたして文香の真意は?
とにかく主な舞台となる俊夫の家に精力を注いだ話。簡単な建築の本まで買って描いていた。だからって訳じゃないがあの家は私の理想の一つ。・・・本格木造家屋っていいよね!
ちなみにこの話の主人公の文香と俊夫は同名の別の漫画の主人公の友達として出て来る。番外編と言った感じで先に描いた。 98/04/22
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D9*海はひろいな/4ページ/93年制作 NoTRIMMING2
:うーみぃはひろいーな、大きーいーなーっ
スーパーエロスでの没ネーム。いくつかの候補の中からぢたま某が気に入っていたのでこれを描いた。内容は歌詞の通りをそのまま絵にしただけ。ラストはモンティ・パイソンの「人生狂走曲」のOPから。 98/04/22
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D10*バレンタインデー・キッス/16ページ/93年制作 NoTRIMMING3
:バレンタイン・デーのチョコの販売のバイトをしている日渡は同じバイトの高森に思いを寄せるが・・・
これは恥ずかしかった。ネームの辺りまでは元ネタのおニャンコクラブの歌なんか口づさみながらのって描いてものの、だんだん冷静になるにつれ恥ずかしくて恥ずかしくて・・・。元々はパンプス用の16Pのエロ漫画として考えられてもので、16PではHが1Pほどしか入れれないので、一般用となった訳です。売り場のモデルは名駅メルサB1の特設(投稿時、「牛丼屋みたい」と言われた。(笑))、駅はJR鶴舞駅です。
自分ではいい話と思ったのに友人連中の感想は一様に「気持ち悪そう」でした。(苦笑)でもこの前テレビであるカップルが本当にこういう事をやったって言ってたが私も言葉に詰まったなぁ・・・。(笑) 98/04/22
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D11*ファイトッ!/16ページ/93年制作 NoTRIMMING3
:丹羽は真田に告白するが、彼女はそれを無視するばかり。彼女の真意は・・・
元ネタは随分昔に別冊マーガレットの月例新人賞で紹介されていた方のもの。廊下でぶつかった女の子の眼鏡の下は美人で一目惚れして猛アタックをかけるという話でした。一時は32Pまで膨らんでいたのをばっさり切って16Pにまで減らした。もっともその切った部分があった方がよかったと批評では言われた。
にしてもこの作品には愛があふれている。(笑)もう真田がお気に入りなのだ。髪切った後のなんか個人的な思い入れで・・・(笑)丹羽も私のかける一番いい男を描いたつもりだし。デザイン面もいつもの公立校じゃなく私立校のラインをねらってる。とにかく全編力入れっぱなしで、D3とは別の意味で頂点にある作品でした。 98/04/22
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D12*楽しいかがく 生き物の挑戦/4ページ/94年制作 NoTRIMMING3
:生き物達は自らの遺伝子を残す為に知恵を巡らす。体の小さな個体はどうするのか?サケの場合は・・・
D9同様スーパーエロスの没ネーム。ネームをきった当時あさりよしとおさんの「まんがサイエンス」が単行本になったばかりだったのに加え、NHKで「アッテンボローの生き物の挑戦」をやって、その影響をもろに受けてます。しかし私はケペル博士は「テレビ探偵団」でちらりとしか見てないので、あの博士は東海地方ローカルの「天才クイズ」の博士のイメージですので、博士の声もそちらをイメージしていただけるとうれしいです。(わからない方申し訳ない) 98/04/22
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D13*タンバータント/32ページ/91年制作 NoTRIMMING4
:意識世界からやって来たタンバータントを意識内に抱え込んだ片坂は、意識世界を支配するリジュリィ=グ=ルーブに狙われる!
これはただアクションを描く為だけに作られた話です。初期の段階では、町中で通行人を次々と巻き込みながらラストに第13茜マンション(笑)で終わるというもので、第2稿では32P中前半の16Pで、はっきりとわかるだけで8人が死んでいたし、一番酷い場合、地下鉄で逃げる主人公をリジュリィが地上から追跡しその道すがら人々を殺していくと言うトンでもないものだったことがあった。
元々は核の均衡の下の平和の話だったのが、冷戦の終結で現実が話の内容を追い越しそうだったので慌てて描いた記憶がある。個人的には構成や展開の仕方、主人公の性格等結構気に入っている。 98/04/22
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D14*赤鼻のトナカイ/16ページ/93年制作 NoTRIMMING4
:クリスマス直前、ふられた上に二浪のおそれすらある篤は、好意を寄せてくれる史香につらくあたるが・・・
これも元はパンプス用だったネームで、Hが2Pしか入らない等の理由で没になったものをH抜きにしたものです。これを描いていた時、自分は全然いい事がなくて、挙げ句仕事はない金もないという状態で篤の姿が洒落にならないような状態でした。ネームきった頃は調子がよかったんで篤の事、ボロクソに言ってたんですがね。因果応報ってやつですか。ちなみに作中の予備校は河合熟千種校、篤のいたパチンコ屋周辺はバナナレコード名駅店辺り、下宿の方は桜山辺りがモデル。 98/04/22
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*NoTRIMMING SP 4コマスペシャル
:スーパーエロス93年7月号から11月号まで続いた4コマ漫画を収録。
25*祝Jリーグ開幕 がんばれプロ野球/4ページ 4コマ×7 スーパーエロス93年7月号
26*がんばれがんばれプロ野球もっともっとサッカーも!/4ページ 4コマ×7 スーパーエロス93年8月号
27*甲子園 GO GO GO !/4ページ 4コマ×7 スーパーエロス93年9月号
28*どろろんどろろんでろでろばぁ/4ページ 4コマ×7 スーパーエロス93年10月号
29*行け行けGOGO体育の日/3 ページ 4コマ×5 スーパーエロス93年11月号
が収録されています。MAOさんちで1日で作ったコピー誌だものね。まぁ、二度と商業誌には載せれん代物だから貴重か。 99/01/12 |
D32*ないない島前話/26ページ/94年制作 NoTRIMMING5
: ないない島に住む大人にならない子供、ピーターはある日仲間のヴェンクスの裸を覗き見る。動揺するピーター、そして彼の体に異変が起きて・・・
ジョン・バリーの小説版の「ピーター・パン」の中の「ピーター・パンは仲間が大人になると殺していた」という一文から発想したものです。元々あまりあのピーター・パンというキャラクターが好きじゃなかったので、悪意がプンプンですね。(笑)
冒頭のフックがワニに時計ごと腕を食われるエピソードからわかるように、話としては、原作の前という位置づけです。(つまりチクタクワニの誕生(?))面倒そうなのでやらなかったけど、最初の予定ではラストのコマにビッグ・ベンを描くつもりだった。(露骨だ(笑))個々のキャラクターの名前等は手元に原作盆がなかったので適当に役付と名前をつけてますが、ヴェンクスはウェンディ(WENDY)の前と言う事でアルファベットを一つづつ前にずらしてVDMCX、しかしこのままでは発音できないのでENだけ残してVENCX=ヴェンクスとなった次第です。オトールは・・・ピーターと言ったらオトールしか連想できなかったんです。(笑)個人的に気に入っているのはティンク。できるだけ女臭さをだそうと思って、ナイスバディにしたり衣装を狙ったりしたけど、サイズ的な事もあってあまり上手く出てないね。
ちなみに本編中では一度も「ピーター・パン」とは言ってません。万が一文句が出た時の言い逃れのためだったりします。(姑息(笑))
この作品は、ネームを散々友人に読んでもらって手直しをしたり、ちょうど、本格的に出版社への持ち込みをはじめた時で、あちこちに持っていった思い出深い作品でもあります。 00/01/31
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D34*5年後/32ページ/93年制作 NoTRIMMING6
:親友の敦子とケンカした夏樹は、突如5年後の世界にとばされ、そこで5年後の自分に出会う。
製作93年になってるけど、実際はその数年くらい前から描き始め、何度かの中断とネーム直しの結果、えらく長い時間をかけて描いた事になっている。5年後の風景の描き込みにその時間が出ている。(笑)元々の案では、中間がごっそり抜け落ちていて、シンプルで何も無い話だった。結果としては、設定上の無理は生じたが、種々のエピソードの追加で随分とよくなったわね。特に、小敦子とアルバムのエピソードは随分貢献していると思う。
話としては、誰もが生きてれば一度は考えるであろう「あの時こうしていれば・・・」なんですが、少女達のけんか別れが、いくらなんでもここまで大きな話になるか思うでしょうが、世の中わかりませんよ。なんたって風が吹けば桶屋が儲かるんですから。(笑)人生、悔いの無いように生きましょう。(笑)(でも私の人生悔いばかり・・・(泣))
この頃はトーンを使うのが「もったいない」(笑)と思っていたので、やたら網掛けをしてますね。今はとてもそんな気力が無いわ。(駄目じゃん) 00/09/08
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D36*フライングブーツ/24ページ/93年制作 NoTRIMMING7
:子供の頃に貰った空飛ぶブーツで空を飛ぶ文月。それを見た○崎は文月をとめようとするが・・・
今は亡き少年キャプテンの新人賞で期待賞だかを貰ったもの。WINGをちょうど裏側から見たような話ですね。話の起源は相当に古く、高校時代、仲間内の同人誌用に考えたのが最初。その時のものはもっと内容もなかったし、キャラの年齢ももう少し上になっていた。それがこう言う話になったのは、やはりWINGの影響が大きい。ちなみに当初からイメージソングはチューリップの2222年ピクニックで、ラストの言葉もそこからきている。。この曲は大好きなんだが、カラオケはおろか、CDにですら見つけられずちょっと悔しい。でも実際のラストのイメージはジョン・カーペンターのダークスターだったりする。なんかカントリーミュージックが似合いそうでしょ?(笑)
○崎と言うのは名前としてはかなり変だが、最初は箱崎=□崎だったが、実際に書くといちいち角をキチンと付けて書くのが面倒だったので、○になったもの。
この漫画は演出上、俯瞰の絵が多く、やたらと家を描いていて記憶があり、普段どおりに描き易い背景から描いて行ったら、最後大変なのばかり残って、描きたくなくなるんじゃないかと思い、人物のペン入れ後、2ページ目(扉は通常最後に描くので。)から1ページずつ順に完成させて行った。背景や効果でほぼ1日中描いてたにもかかわらず1ページ4日かかった(P12)と言うのは自分の中では最高記録。この頃家を描く際の決まりとして、物干し竿、テレビアンテナ、エアコンの室外機の3つを必ず描くようにしていた。また、最後に出てくるスペースシャトルも困った。コクピットの写真はいくらでもあるが、コンソールの上面がどうなっているかわかる写真が全然見つからず、シャトルの窓からうっすらと見えている写真を見つけ、それを元にして描いた。 02/10/16
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D37*3つの願い/16ページ/02年制作 Digital NoTRIMMING1.0
:貧乏成年、泡野末次の下に現れた神様の使いアガペス。彼女は泡野に3つの願いを叶える為に来たと言うが・・・
元々、この話は高校生の頃に描いた話をほぼそのまま作りなおしたもので、今回この話が選ばれた理由は「話に分岐が作れるから」で、webコミックとしてそういう要素も欲しかったってとこです。
よく見るのはwebコミックって言いつつ、実際は普通のマンガをただHTMLの中に画像としてくみこんであるだけだったってのばかりで、「ブラウザで見る漫画」にはそれ用の方法論があるのではないかと常々思ってて、今回、その一端をかじってみた次第です。士郎正宗がやるみたいに欄外に色々ネタを振って行ったりってのもそうだし、クリッカプルマップで分岐をつけたり、色付きだったりってのもそうな訳です。まあ、ホントはもっとごちゃごちゃ解説やら何やら突っ込みたかったんですけどね。時間がなくてエロ編は完全カットだったし。他にも「片思いの願いを叶えろ」とかもあったんですけどね。分岐のないオチだったんでカットしちゃいましたが。一応、一番長いコースに行く為には最終コマのリンクをそれなりに探さないといけないようにしていたんで、最初から長いコースで終えれた人ってどれくらいいたんだか。かく言う自分も今回この文を書く為に久しぶりにやったら、狙った分岐に行けなくて混乱してしまった。(苦笑)
にしても、もっと簡単にできるかと思ってたかをくくってたら、思ったより手間で、結局12月29日の昼の1時ぐらいまでかかって、Rに焼くのが終わったのが午後3時。そっから東京の向かったと言う、まぁ、なんだかね〜ってな具合で。
そんな具合だったので、省力化の為、簡単なパレットを作って各キャラ毎に一気に全ページ塗ったりもした。ちなみに塗りはPainter 6J。保存にPhotoshop 6.0、クリッカプルマップのHTML書き出しにImageReady 3.0を使用。
余談ですが、泡野末次って名前の由来は『泡の藻屑』です。(笑) 03/04/22
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