作品解説(パイン編)

コミックパイン/さくら出版

一般青年誌に移行するって言うから持ち込んだのに、また美少女系にシフトしてしまった。(笑)なんだか、これも色々紆余曲折あったんです。ちなみに、ここで描いた最後の2本は会社が消えて、原稿料を踏み倒された。
68*frendship lover/16ページ コミックパイン99年1月号 「青春18禁きっぷ」に収録
:男友達の清元の別れ話が自分の所為だと聞いた木島は・・・。
先に言っておくと、53の別バージョンと言ってもいいものである。53を描く時にいつも通り何パターンか作ったうちの一つ。もっとも途中までしかなかったので色々考えたんだが、結局、「ストリート・オブ・ファイアー」のトムとマッコイの関係を参考にしたものに落ち着いた。あの2人の関係があの映画の後どうなるのかを考えた事があって、それを思い出し、このタイトル「frendship lover」が思い付いた所で、この話はできたようなものだった。ちなみに複数形でないのはあくまで木島だけの視点でこの話が成り立っていて、清元の視点がない為。詰まった理由は雨中、木島を追っかけてきた清元を格好よくしてしまい、2人がくっつきそうになった為。あの2人を明確にくっつけるようにはしないというのが大前提だったんでね。
にしてもあんなちろっとしかでないバイクに泣かされたなぁ。(苦笑)やっぱ難しいわ。 99/01/12
69*撃震騎 −出現編/16ページ コミックパイン99年2月号
:落城した城から脱出した、伝説の巨大騎士”撃震騎”の鍵となるダナシェ王女だったが・・・
見た人・・・ここのHPでもDo-gaで作った絵を見ただけでも分かった人も多かったでしょうが、元ネタは某マグネロボです。(笑)もっとも、似てるのはデザインと、男女合体の設定だけ。後は完全にオリジナル。デザインは初期には、胸に「目」があったり(笑)したが、それが無くなったというのに、直すたびに逆に似ていった。ホント、腰当てが無かったらまんまだものなぁ。(笑)最終的には、Do-gaで作った絵に引っ張られたね。
もう、いい気分だった。ここしばらくほのぼの話しか描いてなかったんでたまってたんだ。(笑)なんてったってHシーンほとんど覚えてないもの。アクションシーンのイメージベースになったのは映画「ロボジョックス」。あんまり似てないけどね。頭の中に巨大感を喚起するあのテーマ曲がうなってたね。(笑)
撃震騎とか自由王国というネーミングは元ネタを訳したのが元。あの擬音のような名前を訳すとこうなる訳ね。(笑)主役の2人は逆に英訳したり、それをもじったようなもの。(分かる人は笑ってて(笑))魔鉄騎ってのは、魔法で動く自走攻城塔のようなもの。
Do-ga L2で作ったアクションシーンもあったけど、先のウィンドウズの入れ直しで、待避させた時スカジーエラーか何かでほとんどが駄目になってしまった。さすがにもう一度作り直す気も起きないが・・・作り始めから1年近く立ってようやく形になったんで悔しかったなぁ・・・。
もう一つ、このネタには、年末進行対策という側面もある。これが最初描かれる予定だったピアりんでもそうだった。(本のサイズ変更のため無くなった)私の場合、定規で描かにゃならない背景が時間を食うので、それをなくしてフリーハンドで描ける岩とか木とかにすると早くなる訳です。(笑)もっとも、何だかんだと線を引っ張ってるので、実際の時間は変わらないかも。ただ気持ち楽なだけね。(笑)
一応、この話には続きがあります。後4・5話くらい、第2話には「大陽神」、それ以降には「雷電院」というのが出てきます。(笑)見たいと思った方はパインの編集部(162−0042 東京都新宿区早稲田町63 S.Oビル1F MERC内コミックパイン編集部 気付)にリクエストしてね。(大笑) 99/02/03
72*この笑顔は僕のもの/16ページ コミックパイン99年8月号
:来須が前の彼氏と会っていたのを知った茂本は、疑念を持つが・・・
71と締め切りが重なって大変だったんですが、何とかなりました。(笑) この話もなぁ。色々あったんだよ・・・。担当の人が変わったものの、その引継ぎが上手く行ってなくて、ネームが2ヶ月ほど棚ざらしになってたりしました。 その間全然見てなかったんでOKが出ていざ描こうとすると、忘れてる忘れてる・・・。(笑)そういったノリの悪さがなんとなく見えちゃうのが嫌だなぁ・・・。自分が悪いんだけどもさぁ。
この話は、69の後、何かネームを出さないといかんと考えた物で、多分69があまりいい受けしてなかっただろうと踏んで(笑)自分の中で「売り」になりそうな物という事で、「ほのぼの」した話で「いい表情」を描こうとして描かれました。ひどく打算的ですな。(苦笑)実際思惑通り言ったかどうかは知らんけど。ただ、何か表情がワンパだった気がするなぁ。
話のほとんどの部分がHシーンだというのにあまりHな感じしないね。まぁ、Hシーンのど真ん中、盛り上がった所で回想シーンを入れるというのは、ドラマの演出としては正しいけど、H漫画の演出としては間違ってるわね。来須の名前は・・・確かTo Heartから取った気がするけど・・・。こんな名前のやついたっけ?見た事もやった事もないからよく分からん。 99/08/21
73*キモチの本気/16ページ コミックパイン99年10月号 「青春18禁きっぷ」「女教師の悦び」に収録
:夏休みのある日、教科教務室で2人きりの女生徒と教師。
種明かしをすると、これは31にとって変えられた奴で、元々はこれを描くはずだったんだが、時期がずれたので31を描く事となったのだ。ネーム自体、その時とほとんど変わってなくて、いざ描く段になって次々と覚え違いが出てきて慌てたりもした。
まぁ、学園物を描く時ってのは、現在の学生を描くと言うよりも、自分の学生時代を思い浮かべながら描いてる場合が多くて、これもその例に漏れず、イメージは自分が高校生だった頃のイメージに支配されてるね。学校で買えたジュース類ってブリックパックだけだったし、空になったパックをベコベコさせるってのもよくあった事だったしね。舞台になった教務室も高校の時の進路指導室が元。私は、小論文と面接だけしかない推薦試験で大学に入ったので、その為に1・2週間ほど通ってたからねぇ・・・。
例のごとく、いんちき関西弁(笑)何だけれども、私はネーム切ってる時に台詞を口に出して考える事が多いんだけども、なんか知らせないうちに関西っぽいイントネーションになってくんだよなぁ。しゃべり言葉としての流れ具合が標準語よりいい感じがするんだよなぁ・・・。
扉はネームを描いた当時にタウンズで描いた16色CGが元。データは今でもちゃんとあるけど、ここに載っけると18禁の表示をしなきゃならなくなるんで載せない。(笑)高品って名前は俳優だった故・高品格から。これはたまたま「ロボット刑事」を見たか、CDを聞いたかしたからではなかろうか?(笑)
締め切りが盆明けでバタバタしてた所為もあって、トーンクズがついてたりしてちょっと恥ずかしい。(笑) 99/10/01
追記 「秘密の扉27」(松文館) 08/05/30に再録。
76*祭日/16ページ コミックパイン99年10月号 「ご主人様、お願い。」「セーラー服ときかん坊」に収録
:祭を大人への入り口と盛り上がる祐介。それを咲美は・・・
この話は元々は蛞蝓参号さんの所のチャットで「話の作り方」というのをやった時に出たものです。その時の参加者に設定を出してもらって、そこで出た
舞台は神社
祭り
を元に、その場で「人込みを描かなくても祭は描ける」と豪語したのでそういう話に持っていきました。(笑)本当は「穢れ」とかそういうものに対しての反発とかって感じに持っていきたかったんだけど、なんだか逃げたような感じにしてしまったのが反省。後、半端に変な妥協をしてるとことか。
咲美は神社の娘という事で、ついチャットで「巫女の格好させようかな〜?」と言ったら、外道丸くんが資料をくれるというので、それならという事でそうなりました。(笑)「穢れ」をテーマにしようとしたなごりで胸は小さい。(笑)祐介の方は福岡優勝子(仮)を描く時に調べた博多祇園山笠のを流用。名前はユースケ・サンタマリアからだったと・・・。(笑)ちなみにこの2人の設定年齢は中学生です。(どっかん) 00/01/31
78*DARKNESS<闇>/16ページ コミックパイン00年4月号 「秘蜜の処女地」に収録
:少女、光はある夜「闇」に襲われる。そして彼女は・・・
Initial M・T 4にのっけたTELEPHONE <電話>(D27)の姉妹版と言った感じです。
まぁ、この手の話は他にもよくあるネタなんですが、自分がやる場合大体、D27もそうだけど、「主人公の抗い」はおいといて、「主人公が落ちきって行く」ってのを主眼にしています。結局、自分の中で「無理矢理」ってのが許容し難いってのが底辺にあるんだろうね。それ以前にこんなネタじゃ16ページ持たせられない。(笑)まぁ、D27も含めオチで少し薄ら寒くなってもらうのも有りですね。
にしてもよくこんなネーム通ったもんだ。出来のいい悪いではなくてね。でも絵的にはいつもと少し変えてみたんだけど思ったよりもいい感じになったぞ。(笑)舞台は田舎の方の集落のつもりなんだが、今時あんな街灯ないよな。(笑)後、12ページ目の真ん中のコマは3ページの4コマ目をスキャナーで取り込んでプリンターで出力したものに手を加えたもの。吹き出しもペインターのパスを使ってる。この方法のいい所はコピーするよりも線がきれいに出る所ですね。こっそりとしたデジタル化。(笑) 00/03/30
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