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地球上の大先輩であるゴキブリに

昔は冬にゴキブリを見かけることはなかったが、暖房設備の普及や家屋構造の変化で真冬にも姿を見せるようになりました。ゴキブリは、約3億年も昔から地球上に姿を表し、今日に至っています。地球上に現れた最初の昆虫はゴキブリであると言われています。地球誕生してから46億年を1年とすると、ゴキブリの誕生は12月3日頃、われわれ人類は12月31日の午後6時18分になるそうです。地球への定着は人間より古いこともあ
って環境への順応性は高い。いやでもゴキブリは、今後とも人間との共存繁栄を続けるだろう。極言すると、人間は滅んでもゴキブリは生き残っているとまで言われています。

有名な童謡に「黄金虫は金持だ。金倉建てた蔵建てた・・」というのがあります。この中のコガネムシはチャバネゴキブリだという説があります。第二次大戦以前の頃は、チャバネゴキブリは暖かく食料が豊富である場所,立派な蔵がある家にしかいなかった。それでチャバネゴキブリをコガネムシと呼んだという話があります。ゴキブリは温かく、暗くて落ち着き,近くに餌がある場所好んで選ぶ性質があります。私たちは、ゴキブリの駆除講習会で、ゴキブリの好きな場所を「暗・暖・狭・湿」という教室に住んで
いますと言っています。
また、ある雑誌で、「アメリカのレストランでは、レジの後ろに食事中にゴキブリを見かけられたら、今回は当然だが、次回の食事無料券を差し上げますという表示があったとか。
外で食事する機会が多い国だけあってお客へのサービスが違うと感心した」という記事を見ました。衛生管理のレベルをわかりやすいゴキブリを目安にしているという例です。
ゴキブリ退治というと、業者任せにしたり、殺虫剤だけで殺すことばかり考えがちですが、店の従業員・住人がゴキブリの習性からゴキブリの住めないよう防衛することも必要です。
ゴキブリは,不潔の代名詞になっていますが、講習会では「ゴキブリには罪はありません。台所が不衛生で、たまたま通りかかったゴキブリにばい菌が付いたんですよ。人間のせいですよ」と言っております。

  ゴキブリホウ酸だんごの作り方を図入りで紹介しています。
 

 


冷房とのつきあい方 

   今年は、空梅雨で猛暑が続いています。蒸し暑い夏を乗り切るためにエアコンが欠かせません。今回は、冷房を上手に利用して快適に過ごす方法を考えてみましょう。

冷房は冷やし過ぎないように

   冷風を体に直接当てたり、それほど低温でない場合でも冷房した部屋で長時間過ごすと冷房による疲労、足や体の倦怠感、頭痛、腹痛などの冷房病を起こします。冷房病を防ぐためには、室温は25〜28℃、外気との温度差は7℃以内にしましょう。女性は冷え性の人が多いので衣服等で調節することが必要です。また、高齢者は暑さ寒さが感じにくくなっていますし、乳幼児は自分で温度調節ができません。そのため、室温の調節には十分注意してください。

エアコンのカビ汚染に注意

   蒸し暑い時期に湿気を除くために除湿運転をすることは効果的です。しかし、エアコン自身がカビの発生源となることがあります。エアコン使用開始時に平均250個、最大1000個のカビの胞子が部屋中に飛び出すという調査結果が報告されています。
   エアコンのカビを防ぐには、使用前に窓を開けて30分間送風運転でカビの胞子を外に出す。止める時も1時間送風でエアコン内の水滴を乾燥させることです。
   また、ホコリのたまりやすいエアコンのフィルターは月に1回以上掃除しましょう。

 冷房を効率的に使うために、次の2点について注意しましょう。@カーテンなどで日射が直接室内に入ることを防ぐ。A部屋を冷やし過ぎないためにも温度計を置いて時々チェックする。


健康的な住まい方をするために「換気編」 

 家の中から発生するさまざまな有害物質の影響をできるだけ少なくして、健康被害のない快適な生活を送るために住まいに合わせたくらしの知識とちょっとした注意が必要です。そこで、今回は換気についてお話したいと思います。

室内の空気を汚すもの

 
では、具体的に室内の空気を汚すものは何があるでしょうか?
壁の合板や家具からはホルムアルデヒドが発生します。台所のガスコンロやストーブからは炭酸ガスや一酸化炭素、窒素酸化物が発生します。喫煙するとニコチン、タールなどの粉じん、一酸化炭素が発生します。また、空気中にはカビや細菌が浮遊していて、人やペットから出るフケやアカ、服の繊維やほこりなど、総称してハウスダストとよばれるものもあります。

換気の効果は次のとおりです。

@酸素の供給−人の呼吸や、ガス・灯油の燃焼に必要な新鮮な酸素を取り入れることができます。
A脱臭−いろいろな原因から発生する不快な臭気・悪臭を取り除くことができます。
Bほこりや雑菌を除く−ほこりや人の体に有害な細菌やカビなどを取り除くことができます。
C湿度を下げる−調理や入浴、人の呼吸などにより室内で発生する余分な湿気を取り除くことができます。
D室内で発生する汚染物質を除く−住宅から発生する化学物資や、喫煙、ストーブなどから発生する汚染物質を取り除くことができます。

換気の効果を調べたデーター(6畳の部屋に4人が在室している場合の炭酸ガス濃度を測定)では、1時間当りの換気回数が0.1回の場合は、時間の経過とともに炭酸ガス濃度が急激に上昇しています。しかし、換気回数が多いほど室内の空気を清浄に保つことができることがわかります。

換気のしかた

・その1
調理、食器洗い、入浴時には大量の水蒸気が発生します。換気扇を必ず回わして、発生した汚れた空気や水蒸気を外に出し、新鮮な空気を取り入れましょう

・その2
ストーブやファンヒーターなどの暖房器具を使うときは定期的に窓を開けましょう。特に排気ガスが出る暖房器具の場合は30分に1回は換気が必要です。
換気が不十分だと人の呼吸により発生する炭酸ガス濃度が上昇し、また暖房器具の不完全燃焼が起こりやすくなります。窓開けにより一時的に室温が下がりますが、室内自体が温まっていますので、比較的早く元の温度に戻ります。

・その3
換気は空気の流れを工夫すると、効果的な換気ができます。できるだけ対角線となるような位置で2ヶ所以上の窓や換気口を開けることが大切です。

換気のまとめ

きれいな室内空気は換気が基本です。こまめな換気を心がけ、いつも新鮮な空気を室内に取り入れましょう。



 子どもたちが安全で快適に暮らすために

@[誤飲・誤食]編

子どもは、好奇心のかたまりです。手でつかんだものは、何でもなめちゃいます。
そして、そのまま口に入れて、ごっくん!
「キャ−たいへん!いったい何を食べたの?」
「口をあけてごらん」(無理やり口をあけようとする)
「困ったわ。どうしましょう・・・・」(オロオロ)

誤飲・誤食は、特に、生後6ヶ月から18ヶ月の乳幼児に多く見られます。半数近くがタバコです。家の中にあるおよそ3cm以下のものは何でも子どもの口の中に入ってしまうと覚えておいてください。

家の中に危ないものがたくさんありますよね。
タバコ、薬、ボタン電池など口に入れやすいものを、子どもの手の届く所に絶対置かないでください。
電話やお客さんで、その場を離れた一瞬が危ないのです。お父さん・お母さんの注意で誤飲・誤食は防げます。

もし、起きてしまったら、まず、落ち着いて、「何をどれだけ飲んでしまったのか」確認することです。
そして、洗浄剤・石油製品などを飲んだ時や子どもの様子がおかしいときは直ちにお医者さんの診察を受けてください。他に、(財)日本中毒情報センター『中毒110番』があります。

A「タバコ」編

「あーこの一服がたまらん、うまい!」「本当、おいしいわ」
「お父さん!お母さん!ぼくタバコのにおいイヤだよ」
「それに、ゴホゴホ・・・・苦しいよぅ」

タバコの煙の中には、有害物質がいっぱい。
特に、タバコの先から出る煙(副流煙といいます)に含まれる有害物質は、喫煙者本人だけでなく、家族にも影響を与えます。

たとえば、1日にタバコ20本以上吸う人と暮らすと・・・
★成人でも肺がんになる危険が2倍!
★特に子どもには呼吸器に直接影響するので、かぜをひきやすくなったり、慢性気管支炎や肺炎になりやすくなる。また、アレルギー症状のある子どもは、症状が悪化しやすい。

かわいい子どもの健康を守るために、お父さん、お母さん、タバコの吸い方に注意してくださいね。

家庭内での喫煙は次のことに注意しましょう。(守ってほしい順番です)
1 子どもと一緒にいる部屋では、喫煙をしない。
2 家庭内で喫煙する時は、窓を開けて、換気扇を回す。(べランダでホタル族になりましょう)
3 家庭内で吸う本数を減らす。

注意 自動車内など狭い空間での喫煙は、特に影響が大きくなります。吸う時は、必ず窓を開けましょう。

Bカビとダニ

「キャー!タンスの後ろがカビだらけ」
「カビが出るとダニも出るって聞いたわ」
「カビやダニは赤ちゃんのアレルギーになるんでしょう」
「どうしましょう・・・・」(オロオロ)

カビとダニはアトピーやぜんそくなどのアレルギーの原因になります。
カビとダニは、あたたかくて湿気のあるところが大好きなどです。チリダニは家の中で最も多いダニです。

カビとダニを防ぐには

★まず、家の中を片付けましょう。
 必要以上の物を部屋に置かないことが基本です。
 ホコリのたまらない、掃除のしやすい部屋にしてください。

★床にカーペットを敷かないようにしましょう。
 カーペットはダニの住かになります。

その上で、次のことに心がけてください。

○換気をしましょう。
 空気の流れを作ることが大切です。
 空気はどこから入り、どこへ出て行くか、泉でなぞってみましょう。
 タンスの後ろも流れますか?

○掃除をしましょう。
 こまめに掃除機をかけます。
 週に1回は時間をかけてていねいに掃除機をかけましょう。
 ふとんは干した後に掃除機をかけましょう。

○除湿をしましょう。
 エアコンのドライを有効に使いましょう。

C部屋の空気と化学薬品

 私たちの身の回りには便利な化学薬品がたくさんあります。
でも体の小さな子どもたちにとっては刺激の強すぎることも
「クシュン、クシュン、ゼー、ゼー、ゼー」
「この子ったらいつも風邪をひいているみたい」
「うちの子っていつもボーッとしているけれど・・・」

○蚊取り線香・電気蚊取り器
 部屋を閉め切って2〜3時間使った後、蚊を入れないように気をつけながら換気して、それから部屋を使うことようにしましょう。
 電気蚊取り器はタイマーを使うと使いすぎを避けることができます。

○芳香剤
 大人にとっては良い香りでいやな臭いを隠してくれる芳香剤も、子どもたちには強すぎて、匂いの感覚がマヒしてしまう場合があります。
 また、子どもへの不必要な化学物質との接触をさけるためにも、使いすぎに注意しましょう。

○防虫剤
 大事な服を虫から守る殺虫剤ですが、タンスの中で使っても、部屋の中に漏れ出してしまうことがあります。密封性の高い容器や包装の中で使うようにしましょう。
  また、子どもの誤飲事故の多い薬剤なので、使用する場所や保管する場所に気をつけてください。家の中で、化学薬品を使う場合は、次のことに注意しましょう。

★使いすぎないようにしましょう。
★説明書をよく読んでから使いましょう。
★子どもたちの届かないところにしまいましょう。
★換気をしましょう。

加湿器・・・冬場、湿度を上げることによって風邪の予防になりますが、湿度を上げすぎると結露の原因となり、ダニやカビが発生しやすくなります。
 また、加湿器の水を長時間換えないでいると細菌に汚染されますので注意しましょう。

開放型ストーブ・・・開放型ストーブからは二酸化炭素やホルムアルデヒドが放出され、空気環境を悪くします。換気をこまめにしましょう。

洗濯物・・・洗濯物を室内で干すとそれだけで水分が室内にたまり、湿度を上げる原因となります。ダニやカビが発生しやすくなります。

ベビーベッド・・・掃除のしやすいように壁より少し離しましょう。

タンス類・・・タンスは壁より少し離しておき、風通しをよくしましょう。また、少し壁より離しておくことにより掃除もしやすくなります。
 また、新しい家具類からは接着剤などから化学物質が発生することがありますので注意しましょう。

押入れ・・・押入れは閉めっぱなしにすると湿気がたまりやすいので、少しあけた状態にしましょう。またスノコなどを使えばよりいっそう風通しが良くなり効果的です。

ベビー服・・・新しい服にはホルムアルデヒドが使用されていることがあり、皮膚があれることがありますので一度洗ってから使いましょう。(参考・・「家庭用品の衛生」

ペット・・・ペットを室内で飼うとアレルギーの原因になったり、皮膚があれることがありますので注意しましょう。

タバコ・・・室内でタバコを吸うとアレルギーの原因になったり、ノミなどの害虫が発生する原因となりますので注意しましょう。

観葉植物・・・観葉植物は室内の空気環境をよくするということが言われています。しかし、観葉植物からは水分が放出されていますので、湿度に注意しましょう。

温湿度計・・・温湿度計をおくことによって室内の温湿度が目に見えて分かるようになります。