チャタテムシについて
チャタテムシは、よくダニと間違えられる。ダニとの区別は簡単で、
「うす茶色の体で足は速く、ダニのように小さい」となれば、ほぼ
チャタテムシに間違いない。
[生態]
室内で多く見られるのは、ヒラタチャタテ(コナチャタテともいう)で体長1〜1.3mm、
オスは見られない。はねがなく、チョロチョロと活発にはいまわる。
カビの胞子を餌とし、カビの生える高温多湿の部屋の中で発生することが多い。
27度、70〜90%の湿度の下で、卵から成虫までの日数はおよそ20日、成虫の寿
命は160日以上生きる。
60度の高温で10分以内に、卵、幼虫、成虫すべてが死滅する。一年中いるが、夏
季に多く、特に9月に多発することが多い。
[被害]
チャタテムシは穀類や貯蔵加工食品(乾めん、ビスケット、かつお節など)、畳やご
ざなどのわら製品、そばがら入りの枕などの広範囲のものを加害する。しかし、人を刺
さないし、かまない。集団になって見つかることが多く、気持ちが悪いと感じる人もあ
る。
[駆除法]
1 湿度の高い環境でよく繁殖するので、窓や扉を開けて乾燥させ、畳は日光にあてる
などして除湿につとめることが大切である
2 歩いているチャタテムシを片っぱしから掃除機で吸い取る。ダニと違って敷物など
の奥深くにもぐり込まず、割に表面上で活動するので取りやすいはずである。
3 チャタテムシは殺虫剤に弱く、どんな殺虫剤でも死んでしまう。有機リン系のエア
ゾールがよいが、薬のとどきにくい小空間に入り込んだ時は、あまりききめがない。
室内全体に広く分布しているような場合は、燻煙剤も使用できる。その時は、薬剤
の効力が行き届かない小空間に潜んでいる場合もあるので、できるだけ押入れの戸な
どを開き、2〜3時間部屋を密閉させるなどをすると効果が高くなる。
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