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 報道「カビ」

  2001年5月〜7月は、私のホームページにとって、晴れがましい月となりました。いずれも梅雨時を前にした取材でした。地域情報誌、全国紙、地元ラジオ局と相次ぎました。  

今さら聞けないカビ知識

押し入れ、じゅうたん、家具の裏。家の中はカビだらけ!?

 浴室、台所、エアコン以外にも、家の中はまだまだカビの宝庫。一晩で牛乳ビン1本分(200ミリリットル)の汗を吸っている布団も、カビの発生率が高い場所です。日光に当てたり、布団乾燥機などを利用して乾燥させます。布団を入れておく押し入れも、カビの発生しやすい場所です。布団をぎゅうぎゅう詰めにしないで、押し入れの床と壁にすのこを敷いて空間をつくれば、湿気が逃げるためカビを予防できます。意外に目につきにくい家具の裏、照明器具の上、じゅうたんはカビの栄養になるホコリやフケがたまりやすいところ。家具は、壁との間を5センチくらいあけて、風通りをよくしましょう。

 においばかりでが気になりがちな洗面所は、結露しやすい場所をふき、窓を開けて換気します。
靴においがこもりやすく湿気の多いゲタ箱は、換気のほかに除湿剤をおいたり、使った靴を手入れすることも必要です。窓ガラスに付着した結露は、新聞紙でふきとれば結露を除去できるだけでなく、ガラスがピカピカになって一石二鳥ですよ。
 ぬいぐるみも時には日干しにしましょう。洗えるものは洗濯して干すなど、清潔にしましょう。 

今さら聞けないカビ知識

カビを退治するには、カビに関する知識も必要です。夏は湿気の増加、冬は室内外の温度差でできる水蒸気の結露が、主なカビの発生原因。
 戦後、住宅構造が欧米化し、通気性のいい木造住宅から、気密型のコンクリート住宅に変化したこと、共働をする家庭が増え、昼間家の換気ができないことのなどの生活様式の変化が、高温多湿化を好むカビの発生に大きく影響しているよう。

カビの発生しやすい場所として、特に注意したいのは水蒸気のたまりやすいエアコンの中が挙げられます。
 名古屋市南保健所の調査では、エアコン使用開始10分後に平均250個、最大1000個のカビ胞子が部屋中に飛散するという結果が報告されています。使用前に30分間、使用終了1時間前には送風にし、水滴を十分乾燥させると、カビの発生予防になるそうですよ。

また室内に洗濯物を干すと、湿度が10%も上がってしまいます。なるべくなら外で乾かすようにしたいですね。カビはダニのように、健康面への直接的な害を感じにくいものですが、アレルギー性鼻炎などを引き起こします。カビの胞子はダニの大好物でもあるそうなので、湿気が高くなる前に、カビの発生を避けたいものです。

予防としては、カビの栄養になる有機物の掃除と十分な換気を心がけましょう。換気は1箇所だけでなく対角線上に2箇所、風の通り道をつくると有効です。カビの原因になる水蒸気ができやすいのは、1日のうちに最も温度が下がる明け方。就寝前に5分間換気し、家の中にたまった水滴、水蒸気を外に出すのが効果的ですよ。掃除も換気も、普段から習慣付けておきたいですね。 

 女性のための地域生活情報紙「リビング」2001年5月12日号(名古屋リビング新聞社)より

 

梅雨間近 湿気対策怠りなく

雨で一番問題なのが、カビやダニを招く湿気だ。保健所環境衛生監視員の湯浅典久さんによる住まいの衛生アラカルト=写真=は、台所や浴室、家具の裏など場所別に結露の原因と対策を解説。十六項目の「お宅の湿気度チェック!」を試せば、自分の家では何が問題かも見えてくる。
 実際の紙面の様子は、こちらで見られます。

 読売新聞(2001年5月23日朝刊)より

 

梅雨を乗り切る カビ対策

 住まいで気になるのは、カビの発生だ。ホームページ「住まいの衛生情報」( http://www.ylw.mmtr.or.jp/~noryuasa/)を開いている名古屋市瑞穂保健所の環境衛生監視員、湯浅典久さんは「除湿の徹底が一番の対策」という。温度25から28度、湿度75%以上がカビにとって最適な環境。湿度を抑える最良の方法はエアコンの除湿運転だ。
 エアコン内はほこりと水滴でカビの発生源になりやすい。清掃をこまめにする一方、始動時には窓を開けて10分程度、送風運転でカビの胞子を飛ばし、除湿や冷房に切り替える。止めるときも、しばらく送付運転にしてから切る。「エアコン内の水分を乾燥させてカビの発生を抑えます」
洗濯物を室内で乾かすと、湿度が10%上がるというデーターも。防犯上問題がなければ、浴室で窓を開けて乾かす。布団は押入の底と側面にすのこを置いて空気の流れをつくり、扇風機でしばらく風を当て、汗による湿気を逃がす。
 ふろ場ではカビの栄養素の石けんカスを残さない。温水シャワーでカスを洗い流し、水をかけて室内温度を下げ、ふき取る習慣を。「水分、高温、栄養素を避ける条件づくりが肝心」と湯浅さんはいう。
 朝日新聞朝刊・家庭欄(2001年6月1日)より

 

今週の行って来ました

  Shes-netの「今週の行って来ました」(6月6日)で、私のHPの紹介を下記ような書き出しで1ページにわたって紹介していただきました。全文は、こちらでご覧になってください。

  プロが伝授!カビ・ダニのいない清潔なおうち「住まいの衛生情報」
  6月は雨の季節。どこもかしこもじめっとしていますね。日本の四季が楽しめるのはこうした変化があるからなのですが、やっぱりカビが生えたり、ダニがいたりするのは困りもの。
今回ご紹介する「住まいの衛生情報」は、環境衛生監視員の湯浅さんが、おうちのなかのトラブルについて、私たちの気づかなかったことや、解消法などを紹介してくれています。
 

 



左:私、右:ツボイノリオ氏(私の高校の1年先輩と判明。聞けば聞くほど、うれしい出演となった)

ツボイノリオの聞けば聞くほど

地元、CBCラジオ「ツボイノリオの聞けば聞くほど」のコーナー「生活フロッピー」に出演依頼が来ました。6月1日、8日、15日、22日の4回。午前9時40分頃から4分間でした。毎回、生出演で緊張の連続、後半2回はスタジオに出かけました。左の写真と下のコメントは、6月25日にCBCのインターネットに掲載されたものです。貴重な経験でした。

 
今月金曜日の「生活フロッピー」は「我が家のカビバスターズ」と題して、名古屋・瑞穂保健所の湯浅典久さんにカビの特徴から退治の方法、予防の方法までいろいろと教えていただきました。なにより、カビを退治するより防止する方が簡単ですので、これからの梅雨のシーズン、みなさんも頑張ってみて下さい。詳しくは湯浅さんのホームページ(Yahoo!などで検索してみてください)まで。」

 

 

住まいのカビ対策

  日本は高温多湿のため、室内のカビが発生しやすい。最近は高断熱、高気密構造の住宅が増えてきて、湿気がたまりやすく、カビの発生を助けているようだ。特に湿気の多い夏場は”カビの季節”。そこで「住まいの衛生情報」というホームページを開き、対策を発信している名古屋市瑞穂保健所の湯浅典久さんに、カビの発生しやすい場所や防止対策などを聞いた。
  
家の中にはカビの発生しやすい所がいくつかあるが、換気を良くして「除湿を徹底」することが一番有効のようだ。日本の住宅は”高温多湿”という気候条件に適し、換気のしやすい木造の「開放的な住宅」が特徴だ。戦後、コンクリート構造で気密性が高く、外気を遮断しやすい「閉鎖的な住宅」が増え、室内に湿気がたまりやすく、カビが繁殖しやすい条件がそろっている。
  夏は湿気の増加、冬は室内の温度差でできる水蒸気の結露によって、カビが1年中発生しやすくなった。また、共働きの家庭が増加し、昼間の換気が行き届かないというライフスタイルの変化も、要因の一つに挙げられる。
  カビは「温度(20〜30度)」「湿度(75%以上)」と、栄養分となる食品などの「有機物」がそろえば増殖する。空気中にはカビの胞子が常に浮遊しているため、湿気がたまりやすく、カビの発生しやすいので、次のような場所は特に注意が必要だ。

浴室
   
家の中で一番カビが発生しやすく、”カビの楽園”になっている場所が「浴室」。栄養分となるせっけんかすを残さないようにすることが大切。カビは高温に弱いため、使用後は温水シャワーでタイルや壁、ステンレス部分などに付着した汚れを丹念に洗い流す。
  浴室内は短時間で大量の水蒸気が発生するため、タオルなどで水滴をふき取った後、できるだけ窓を開け、換気扇を回し、湿気を排出する。ただし、防犯のため窓を開けっ放しには注意する。浴室と隣接する部屋に湿気がいかないよう、浴室の戸は閉めて行う。

台所
  
ガスが燃焼すると水蒸気が発生する上、湯を使えば同じように水蒸気が出る。そのため、ほかの部屋に水蒸気が広がらないよう、調理だけでなく、炊飯時や洗い物などで水を水を使用している時は、換気扇を回すようにする。”カビの食料庫”といわれる台所。調理時に飛んだ汁などがあると、カビの栄養源となって繁殖しやすくなるため、まめに掃除をする。

押入れ
  
布団は一晩で牛乳ビン1本分(200ミリリットル)の汗を吸っているといわれる。そのまま畳んで押入れに入れるのではなく、一度イスなどに布団を立て掛けて湿気を湿気を取った後、収納するよう心掛ける。特に、寝汗をかきやすい夏場は気を付ける。布団をぎゅうぎゅう詰めにしないで、押入れの床と壁にすのこを使って空間を作るようにすると、風通しを良く、湿気を取るカビ対策になる。

エアコン
   
除湿対策としてエアコンを使用することは有効だが、使い方を誤ると逆にカビの発生源になる。エアコンを切ると、機械内部に水滴がたまり、カビの胞子が増殖しやすくなるためだ。そこでエアコンを運転する時は、まず窓を開けて送風運転して胞子を飛ばす。}
  スイッチを切る前も送風運転にしてエアコン内部をよく乾燥させるようにすることが大切。フィルターにほこりなどがたまると、効率が悪くなるばかりでなく、そのまま放置しておけばカビの発生源になるため、定期的に掃除する。

洗濯物干し
  
洗濯物を室内で干すと、湿度が10%以上上昇するといわれる。そのため、室内で干さないのが原則。どうしても干さなければならない時は、換気扇を回しながら浴室で干す方がよい。

カビ取り対策
  
次亜塩素酸を主成分とする塩素系のカビ取り剤が一般に普及している。浴室のタイルの目地に生えたカビは、カビ取り剤を所定の時間定着させる方法が有効。
  汚れのひどい部分は、歯ブラシなどで軽くこすった方が落ちるが、むやみにこすっても効果は薄いので注意が必要。カビ取り剤の上にティッシュをあてがい「調布」する方がよい。
  塩素系カビ取り剤は、酸性の洗浄剤を混ぜると塩素ガスが発生し、そのガスを吸って死亡した例もあるため、換気扇を回し、手袋使用するなど注意が必要だ。壁や家具などのカビは、アルコールで殺菌した後、薄めた漂白剤でカビの色素によるシミを落とす方法が有効。その場合、アルコールが完全に乾燥してから漂白作用のカビ取り剤を使用する。

                              (生活ワイド「聖教新聞」2001年7月27日より)

 

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