保健所の事業で、これからの母親になる方を対象に母親教室を行っています。その中で20分ほどの持
ち分で私たち環境衛生監視員が「住まいの衛生」について話をしています。
「皆さん、環境衛生監視員って、どんな仕事をしているかご存じですか?皆さんがよく利用されている
美容院・クリ−ニング所・映画館・旅館、ホテル・銭湯、健康ランドなど沢山の人が利用される施設につ
いて監視をしたり、許可をおろす仕事をしています。 また、水の関係では、プ−ル・下水道の入ってい
ない所で水洗トイレを設ける場合の浄化槽・ビル、マンションなどの飲み水を送るために設置しているタ
ンク(受水槽)について監視指導を行っています。
その他に家の中や回りに発生するネズミ、ゴキブリ、ダニ、ハチの駆除相談や講習会をしています。ま
た、昨年話題になったセアカゴケグモについても私たち環境衛生監視員が調査をしました。
これから、皆さんお持ちになっている『住まいの衛生』をテキストに少しお話ししましょう」
「まず、『室内空気の衛生』をご覧下さい。コンクリート住宅はアルミサッシなど新建材の普及により気
密性が高くなっています。また、冷暖房の普及もあって窓を締め切って生活する時間が長くなっています。
人間は一生の内、7〜8割は住居の中で生活すると言われています。そのため室内では、『家庭内で空気
を汚すものは』にありますように、様々な物質で汚染されます。たとえば合板、家具から発生するホルム
アルデヒドです。この物質はホルマリンとも呼ばれ、新築の建物に生活すると目が痛くなる原因の一つで
す。このホルマリンについては後程ベビ−用衣服の規制についてお話します。……
最後に『誤飲・誤食の防止』をご覧下さい。赤ちゃんは、手にふれるものは何でも、なめたり、食べた
り、飲み込んだりします。
子供の誤飲事故の一番多いのはタバコです。タバコの害についてはご存じだと思いますが、タバコを吸
っている本人の煙より、タバコの先から出ている煙りの方が、発ガン性物質の量は数倍も多いそうです。
特に妊娠中は赤ちゃんに悪影響を与えないために、旦那さんがタバコを吸っている方は協力してもらう必
要があります。間違って飲み込んだ時、相談したい場合はつくばか大阪の中毒110番に電話して下さい。
乳幼児の事故を防ぐポイントは、乳幼児の目の高さになって身の回りをチェックしてみましょう。今まで
気がつかなったいろいろな危険が見えます」こんな話を毎月、市内の各区で実施しています。