VRとAR (これは一応フィクションです) ------------------------------------------------------------ 「先生、現実ってなんでしょう」 「現実とは何かと考える瞬間にだけ  人間の思考に現れる幻想だ  普段はそんなものは存在しない」                      (すべてがFになる) ------------------------------------------------------------ 「VRとARの違いってなんですか?」 「VRは知ってるよね。」 「virtual realityですよね。」 「そう、仮想現実として有名だね。ARはartificial realityのこ  と。」 「そのまま訳すと・・・人工現実ですけど?」 「実際にそう訳すみたいだ。人工的に現実なものを作るのがAR。  仮想的に現実なものを作るのがVR。そういえば見えない力の話  を以前したね。VRは見えないものを表したもの。実際には目に  は見えないもの、例えば水の流れ、風の流れなど。見えない流れ  に線などをつけて目に見える形にしたもの。本来は捉えられない  ものに仮想的に色とか線とかをつけたもの。それがVRのもとも  との意味。」 「もともと、ということは今は違うのですか。」 「本来はない場所に人工的な感覚をもったものを作ること。例えば  見たり、触ったりできるようにするとかだね。これがAR、人工  現実だったらしい。どちらかというと今の一般的なVRのイメー  ジだよね。」 「VRじゃなくて本来はARだったはずなのですね。どうしてそん  なことになっちゃったんでしょう。」 「最初に間違って使われたのかな。そのときのインパクトだろうか。  本来とは違う意味で言葉が使われてそのまま定着してしまうなん  て良くあるよね。」 「煮詰まる、世間擦れ、一生懸命、危機一発、テンパル。」 「最後のはどうかと思うけど。言葉なんてかわるものだから。もし  ある言葉で不機嫌になる人とかならば気をつけたりはするけれど。  伝達に失敗しなければ僕は気にしない。」 「微妙な表現は使わないように気をつけようと思います。」