移動中なんとなく考えたこと(010905) 朝晩同じ道を行ったり来たりという生活 いつのまにか今どこかとか次はどちらへとか考えなくなる それでも大丈夫になってくる ほとんど考えないでも目的地には着く気がする いつのまにこんな所まで来たのだと良く思う 移動すること以外のことを考えていることが多い 半分はぼぉっとして半分はなんとなく色々なことを考える 夢を見ているのに近いのかもしれない 移動時間も毎日続けていると馬鹿にならないものである 自分以外にはどうでもいいことを考えてばっかなのだが そんなどうでもいいことを書いてみよう ------------------------------------------------------------ 世界はシーケンシャルな化学反応が組み合わさってできている ある物質が化学反応により次の物質へ この生成された物質がまた別の反応によってまた異なる物質へ また次へ、そのまた次へ・・・と続く いきものの体内で起っている反応も同じ さまざまな反応が順番に起きて生命活動が維持される こんな仮定をしてみる 壱号君という機械は1時間に1つAパーツを接着する 弐号君という機械は1時間に2つBパーツを接着する 参号君という機械は1時間に3つCパーツを接着する 土台のパーツにABCのパーツを接着することにより完成品になる ABCパーツの接着順番はどれからでも良い 1つの土台に対し一度に接着できる機械は1つだけとする つまり1つの土台に対して複数の機械は同時に働けない 土台のパーツはありあまるほどあるとする この3つの機械が完成品を組み立てるスピードを考えてみる どんな順番に機械を処理させると早いだろうか 土台パーツを壱号君→弐号君→参号君の順に処理させる 一時間後 A   ←Aパーツがついた土台 二時間後 A AB  ←ABパーツがついた土台 三時間後 A AB (ABC)←ABCがついた土台(完成品) 四時間後 A AB (ABC) (ABC) 五時間後 A AB (ABC) (ABC) (ABC) 完成品が出来上がるのは3時間後から 完成品(ABC)ができるスピードは1時間に1つ 弐号君→壱号君→参号君の順に処理 一時間後 B B 二時間後 B BA B B 三時間後 B B BA B B BA 四時間後 B B BA (BAC) B B B  (BAC) 五時間後 B B B (BAC) (BAC) B B B BA   (BAC) 四時間後に完成品が2つできる それ以降は完成品(BAC)ができるスピードは1時間に1つ 参号君→弐号君→壱号君の順に処理 一時間後 C C C 二時間後 C CB C CB C C 三時間後 C CB (CBA) C C  CB C C  CB 四時間後 C C CB (CBA) C C CB (CBA) C C CB CB 三時間後に完成品が1つできる それ以降は完成品(CBA)ができるスピードは1時間に1つ 最初の完成品ができるまでの時間が少しだけ違う しかし完成品は1時間に1つだけしか出来上がらない これは処理する順番をどうかえても同じになるはず 他の機械がどれだけ速くても一番遅い機械のスピードに依存する ここでは壱号君の処理速度と完成品ができる速度が同じになる この工程を速くしたいと考えたときどこを改善すべきか? もちろん一番遅い部分である それ以外の部分を変化させても生産性は向上しない こういったときの一番遅い処理を「限定要因」と呼ぶ また全体の速度を律することから「律速段階」と呼ぶこともある 専門用語を出してみたが普通に生活していれば意識する意識しない は別にしろ一番時間がかかるところをどうするかとかは考えている はずだ 今回の仮定は同時に処理はできないとしているけれど日常生活では 何かをしながら裏で同時に別のことをする場合がほとんどだ 料理をするときおかずを全部作ってしまってからごはんを炊き始め る人はいない 炊飯器が火加減を見てくれるのでスイッチ入れて後は他の作業がで きる 炊飯器の場合何が限定要因になるだろう 「わしは米は3時間とぐ」とか「水につけるのは最低でも5時間」 といった人がいればそこが限定要因になる おそらくスイッチを入れてしまえば炊き上がるまでの時間は同じ ということは人が米をセットしてスイッチを入れるまでの時間が限 定要因になる 世の中の色々な部分が高速化されていたり自動化されてきている だがそのシステムに人が組み込まれている以上人の処理能力を上回 ることはない(下回ることはあるかもしれないけれど) 今キーボードを叩いているが思考のほうが速い 思考とキー操作が同時という人はいるかもしれないが考えるより先 にキーを打てる人はいないと思われる もし高速化をさらに進めたいという場合はそのシステムに人の関与 する部分をどれだけ減らせるかになるだろう 人のために作られながら人を締め出すシステム ちょっと面白いかもしれない ------------------------------------------------------------  よくわからない、ここは間違っている、などのご意見、ご感想を お待ちしております。